若者は離れていない
Posted on 2011年7月24日(日) 02:23
「若者の〇〇離れ」が次々に新発明されています。
当たり前ですが、何かに興味のあったハズの人がしばらくして興味を失ってしまった。〇〇離れだ。というのとは違います。
若者は生まれたときから興味が無くて、今も継続して興味がないだけです。
だから離れたんじゃなくて、そもそも近づいて(?)ない。
例えば「若者の車離れ」。
車に興味を持ち、欲しいという若者が減ったという社会の変化です。
この車に興味の無い若者は、一度も車に興味を持ったことがないはずです。
他にも「若者の活字離れ」、「若者のテレビ離れ」、「若者の恋愛離れ」などなどなど色々言われます。
きっと答えはアリキタリで、”その人にとってもっと優れた娯楽ができたから”なんだと思います。
よく言われる「娯楽の選択肢が増えた」とうことです。
それは人の好みの多様化の結果です。
好みが多様化したということは、色々な価値観を受け入れられるようになったと考えることも出来ます。
みんながみんなボーリングしたり、インベーダーゲームしたり、スポーツカー買ったりする方が今の世代から見れば異常に映ります。
それによる良いこともありますが、当然ながら悪いこともあります。
若者が離れてしまって直接困る人が多いので問題視されがちですが、「若者の〇〇離れ」別に悪いことばかりじゃないですよね。良いこともたくさんあるのです。
悪い面にばかり注目し、それに対処するために昔に戻ろうとするのは不可能ですし、それは良い面を再び捨てることでもあります。
古きよき時代をお手本にそれを目指してもダメで、新しいやり方を考えなければならないのです。
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